日本の住宅にはやはり畳が似合います

畳のない住宅に住んで、改めて畳の良さが思い出されます。出来れば、畳を置いて、愉しみたいと思っています。

日本の住宅にはやはり畳が似合います

日本の住宅にはやはり畳が似合います

家を新築した際、すべての床をフローリングにしました。リビングの隣の部屋は畳にしようという意見もあったのですが、そこは、母の部屋なので、いざと言うとき、車いすでも入れるようにと、やはりフローリングにしたのです。それまでが、畳の生活だったので、全く畳の無い住宅は、未知の世界でした。最初、母は、ソファの生活に慣れなくて、フローリングの上にカーペットを敷いて、その上に座っていました。それで、厚めの座布団を買って来て、その上に座ってもらいました。その後、介護度が進んで、介護用ベッドを使うようになったときは、やはりフローリングにしたのは、正解だったと思いました。
でも夫は、畳の暮らしが恋しいようです。「畳に寝転びたい。」とよく言っています。私も畳にこたつの生活を懐かしく思い出すことがあります。日本人には、やはり畳が不可欠なのかもしれません。あの青畳のい草ににおいは、外国の方はどのように感じられるのか、しりませんが、日本人にとっては、とても良い香りですね。以前TVで放映していたのですが、最近は、すべての部屋を畳敷きにする家が減ってきているので、畳屋さんの仕事が激減しているとの事でした。それで、ある畳屋さんは、い草を使った新商品を開発して、その売り込みに努力しておられるとの事でした。そんなに畳屋さんに影響が出るほど、フローリングの部屋が多くなっているということでしょうか。
い草の生産も減って来ているようですが、畳は、日本の住宅から消えることは決して無いと思います。子どもの頃、何年かに一度、畳屋さんが家に来られて、家の前で、畳の表替えをして下さっていました。あの頃は、機械ではなく、すべて人の手によって作業されていたので、訪問での仕事が可能だったのでしょう。畳替えが出来るままで、その作業を見ながら、楽しみに待っていたのを思い出します。い草の臭いがぷーんとするあの新しい畳は本当に美しい物でした。今の私の住宅でも、床の上に置くタイプの畳なら設置出来るかも知れません。琉球畳みなら、見た目も、不似合いなものとは、ならないと思いますので、考えてみたいと思います。